【書評】バフェット太郎氏の『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』

遅くなってしまいましたが、バフェット太郎氏の

『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』

を読みましたので、書評をお送りいたします。

【書評】バフェット太郎氏の『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』

書籍は、近所の本屋さんで、予約注文して、図書カードNEXTで買っております。

注：自腹で買っています。

内容は、バフェット太郎氏のブログを結構読んでいますので、

想像の範囲内でした。

では、ブログを読んでいれば、読む必要はないかといいますと、

ブログの方は、結構あっちこっちに話が飛んでいますので、

頭を整理するうえで、購入する価値はあると思います。

バフェット太郎氏の投資方法は、

誰でもでき、リターンが期待できる

投資における最適解の１つだと思います。

歴史に学べば、おそらくそうなると思います。

結果が出ていないと言われるかもしれませんが、

米国株を個人がそれなりのコストと、

それなりの手間（特定口座対応）で買えるようになったのは、

ここ数年のことですので、これは致し方ないことだと思います。

では、最適な方法かといえば、

個人個人、置かれている環境や目標が違いますので、

そこは、自分に当てはまるかどうかよく考えてみる必要があります。

８～16銘柄に投資するという投資方法なので、

ドボンな銘柄を引くとトホホな結果になるかもしれません。

投資ですので、絶対はありませんが、

かなり有望な投資方法のひとつだと思います。

私は、しっかり真似させていただくことに決めました。

投資方法に迷われている方は一読する価値はあるかと思います。

ただ、私的に難点が２点ほど。

書籍のタイトルはどうにかならなかったのでしょうか？

タイトルはもしかすると、出版社の方が決めるのかもしれませんが、

バカ～は、ちょっとないでしょうと思います。

せめて、猿～とか猫～とか。

書店で予約時には、英語力０でも～でしたので、そちらの方がよかったかもしれません。

人におすすすめする書籍としては、タイトルで損をしている気がします。

また、帯の「10万円からスタート　月３分のチェックで２年で1000万円！」

も、おかしいと思います。

10万円が２年で1,000万円になったように感じられます。

この辺は、出版社側の問題かもしれませんが、どうにかならなかったのでしょうか。

もう1点は、本書籍をバフェット太郎氏は、

「そろそろ副業的に投資でも始めてみようかな」

と考えている20～40代のサラリーマンにピッタリの内容

と書かれていますが、これに対しては若干異論があります。

20～40代のサラリーマンで、月に５万円の積み立て投資を

想像するのであれば、１１年前であれば、たしかに

バフェット太郎氏の書かれている通りだと思いますが、

（１１年前に、今と同じように米国株にアクセスできたかは？ですが。）

今（2018年）であれば、

iDeCoとつみたてNISA

を少なくても選択肢にいれるべきだと思います。

本書の本題とはズレますが、ここをスルーしているのは、残念な点です。

ただ、全体としては、個人ブロガーの書籍としては、優秀だと思います。

本書だけですべてが事足りるわけではありませんが、

投資のとっかりの一冊として最適だと思います。

ただ、残念なことに、本書の価値が分かるのは、それなりに投資経験がいりそうですが。

バフェット太郎氏のブログはこちら