【株主優待クロス取引】取得コストの出し方~SMBC日興証券

【株主優待】取得予定 証券会社
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こんばんは^^、しゅうです。

この記事では、SMBC日興証券での株主優待クロス取引にかかった費用を出してみたいと思います。

こちらでも、取引履歴から確認する方法と、電子交付された報告書から確認する方法があります。

順に紹介したいと思います。

 

取引履歴から確認する方法

まず、ログインします。

「お取引」をクリックします。(下図)

SMBC日興証券

 

 

「信用取引」の項目の「注文約定一覧・取消・訂正」をクリックします。(下図)

SMBC日興証券

 

 

目的の銘柄の「買」「現引6ヶ月」の項目を探します。
この例では、受付No.3になります。
その受付No.3をクリックします。(下図)

SMBC日興証券

 

 

「諸経費・金利」が信用買いの金利になります。
今回の例では、5円になります。(下図)

SMBC日興証券

 

 

次に信用売りの貸株料です。

目的の銘柄の「売」「現渡6ヶ月」の項目を探します。
この例では、受付No.4になります。
その受付No.4をクリックします。(下図)

SMBC日興証券

 

 

計算区分が「確定後」になっているのを確認します。
なっていれば、「諸経費・金利」が信用売りのコストになります。
今回の例では、逆日歩はついていませんが、逆日歩もここに加算されると思います。
(多分です。違っていたらすいません^^;。)
今回の例では、4円になります。(下図)

SMBC日興証券

 

 

信用買い→現引の費用が5円、制度信用売りの費用が4円ですので、合計9円がクロス取引にかかったとりあえずの費用となります。
これに、配当を足して、配当調整金を引いた金額が、実際にクロス取引にかかった費用になります。
確定するのは3ヶ月ぐらい先になります。

 

 

電子交付された報告書から確認する方法

続きまして、電子交付された報告書から確認する方法です。

「電子交付履歴」をクリックします。(下図)

SMBC日興証券

 

 

約定日(現引)の翌日の取引報告書をクリックします。
今回の例では、2015/08/26の取引報告書になります。(下図)

SMBC日興証券

 

 

「制度信用取引受株決済報告書」を探します。
分かりにくければ、金利の表示があるページを探してください。
この例では信用買いの金利は10円になります。(下図)

SMBC日興証券

 

 

次に、信用売りのコストです。
現渡の翌日の取引報告書をクリックします。
今回の例では、2015/08/27の取引報告書になります。

貸株料は「金利」とかかれた9円。
逆日歩は「品貸料」とかかれた1,200円になります。
合計で1,209円かかりました。(下図)

SMBC日興証券

 

 

信用買い→現引の費用が10円、制度信用売りの費用が1,209円ですので、合計1,219円がクロス取引にかかったとりあえずの費用となります。

配当調整金は、3ヶ月ぐらいの取引報告書を探して下さい。
今回の例では、2015/12/01の取引報告書がそれになります。(下図)

SMBC日興証券

 

 

配当調整金は、677円になります。

SMBC日興証券

 

 

配当は、報告書がないようですので、四季報でみました。
800円(税引き前)になります。
(税引き後の金額は、取引残高報告書で確認ができます。)

全部を合計しますと、1,096円になります。
これがクロス取引にかかった費用になります。

 

 

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コメント

  1. Mario より:

    こんばんは。
    優待クロスについて色々調べていてブログ村よりこちらに辿りつきました。
    しゅうさんに質問させていたきたいのですが、SBIの5日信用で優待クロスをした場合、普段での株取引(優待以外の取引)によって特定口座の年間損益がプラスの人は配当落調整金の差額分だけ損するのでしょうか?
    特定口座の年間損益がマイナスの人は差額分の損失は翌年の年始に還付されてトータルで損はしないみたいですが、年間損益がプラス人はどうなるのでしょうか?
    色々調べていると年間損益がプラスにならないように株ドットコム証券やSBI証券は優待取り専用口座にしていると言う人も結構いるみたいなので、どうなのかな?と思いまして。
    今年はSBIでIPOポイントを使って当選した銘柄のおかげで特定口座がそれなりにプラスなので、配当落調整金の差額分はどうなっちゃうのだろう?と思いまして。
    もしご存知であればご教示ねがえないでしょうか?

    優待クロスって初心者向けと思われがちですが、逆日歩の事だったり、税金の事だったり、コストだったり、確定日やら受け渡し日がいつなのか?だったり、IPO投資より初心者には難しい感じがしました。
    きっといまだに逆日歩の存在を知らないで構わずクロスしてる方って結構いてると思いますし・・・。

    ※共に特定口座源泉徴収有りで配当受け取りが株式数比例配分方式

    • しゅう より:

      Marioさん、こんばんは^^。

      Marioさんの設定条件ですと、
      年間損益がプラス人は、配当調整金が徴収された時点で、その分税金が還付されます。
      マイナスの人は、還付される税金がないので、年末に配当を受け入れた時点で通算され、年始に還付されます。
      ですので、年間損益のプラスマイナスで損することはありません。
      (と私は思っています。税金のことですので違っていたらすいません^^;。
        配当調整金がとられた時点でご確認くださいませ。それで確認がとれます。)
      なお、当然のごとく、複数の証券会社それぞれでプラスとマイナスがあれば、確定申告しないと余分に税金をとられることになります。

      優待クロスって初心者には少しハードルが高い気がします。
      IPO投資の方が敷居が低いと私も思います。

      ※配当落調整金の差額分って表現がちょっと私には分かりませんでした。
      回答が違うことを書いてましたらすいません。
      (配当−税金−配当調整金)という認識で書いています。

  2. Mario より:

    >税金のことですので違っていたらすいません^^;。
    >配当調整金がとられた時点でご確認くださいませ。それで確認がとれます

    了解しました。
    しっかりと確認してみたいと思います。
    こういうことは最後は自分でしっかり確認しないと駄目ですね。

    >優待クロスって初心者には少しハードルが高い気がします。
    本当に色々ややこしいというか難しいです^^;
    IPOは自分みたいなのでも結構何も考えずスッっと入る事ができたのですけどね。
    ですのでこちらのブログのような優待の情報は非常にありがたいです!
    今後もためになる記事や楽しい記事を期待してます。
    返信ありがとうございました。

    • しゅう より:

      Marioさん、こんばんは^^。

      コメントありがとうございます♪
      これからもできる範囲でがんばりますので、よろしくお願いいたします^^。

  3. Mario より:

    名前を載せるの忘れたかもしれません
    先回のコメントはMarioです。

  4. Mario より:

    追記

    >※配当落調整金の差額分って表現がちょっと私には分かりませんでした。
    配当は80%しか貰えないのに
    配当落ち調整金は100%取られる
    差額の20%が損をすると言う意味ですね

    ※数値は便宜上

    • しゅう より:

      Marioさん、こんばんは^^。

      20.315%の税金の分ですね。
      SBI証券内でのクロスですと、還付される(はず^^;)ので、ご安心を。

  5. わかめ より:

    はじめまして、いつも参考にさせていただいています。

    昔の記事にコメントですいません。
    「信用買い→現引の費用が10円、制度信用売りの費用が1,209円ですので、合計1,219円がクロス取引」

    に配当調整金と配当金を計算する必要ないのかなと思うのですがいかがでしょうか?
    税金分、ずれますが還付されるので、結局は配当に関してはプラスマイナスゼロでクロス取引コストには
    影響ないかなと。

    日興証券はクロス取引算出しずらいですね。楽天証券みたいに合計がぱっと見れたらいいのですが。

    よろしくお願いします。

    • しゅう より:

      わかめさん、はじめまして、こんにちは^^。

      すいません、国語力がなくて、分かりづらくてスイマセン。

      現在は、一般信用売建が始まっていますが、
      当時は、制度信用しか売建ができませんでした。

      一般信用売建でクロスする場合は、配当と
      配当調整金は、プラスマイナス0で、
      考慮する必要はありません。
      おっしゃられている通りです。

      一方、制度信用売建でクロスする場合は、
      正確に計算するためには、
      配当と配当調整金を計算する必要が出てきます。

      その前提で、記事を書いています。

      分かりづらくてすいませんでした。

      それにしても、取得コストの計算は、
      楽天証券がすごく楽ですね。

      他証券でも、この方式を採用してくれないかな?
      と思いますね。

      コメントありがとうございました^^。