投資を始める前に生活防衛資産を貯めよう。
経済的自由を目指して #15
突然の出費、失業、病気など、急に訪れる危機に対して、
生活防衛資産をまず貯めることをお勧めいたします。
いざとなれば、投資している分を崩せばという考え方も
ありますが、含み損の時に取り崩すのは抵抗感があると思います。
また、iDeCoでしたら、余程の事態にならない限り、
そもそも取り崩せないです。
では、どのぐらい貯めるのがいいのか?
私は、当面は3か月分は欲しいと思います。
そして、投資を始めたら、ボーナスで積み上げていって、
生活防衛資金2年分+安全資産(現金で運用する分)3年分
の5年分ぐらい貯めるのがいいのかなと思っています。
ここでいう〇ヶ月分の金額は、手取り収入が基準ではなく、
月の生活費が基準です。
例を挙げると、月20万円の手取りで、月の生活費が
15万円だとすると、3か月分は45万円になります。
5万円を回せますので、生活防衛資金を貯めるのに9か月かかります。
もし、月10万円の生活費で生活できるのであれば、3か月分は30万円になります。
この場合、3か月で貯められますね。
なお、日々の生活で、ボーナスをあてにする生活は、公務員のように
安定して出る業種を除いて、止めた方がよいかと思います。
また、ボーナスをあてにしないといけない生活費であれば、
そもそも、生活費を少なく見積もりすぎだと思います。
3か月分、貯めた後は、ボーナスで積み上げていく予定ですが、
逆に、ボーナスがないのであれば、月々の給与から、
投資に〇円、生活防錆資金や安全資金に〇円と割り振る必要があります。
前に計算しました通り、人並みに生活費を使う生活をするためには、
最低5万円は投資に回さないと定年までに積み上がりそうにないです。
また、もっと早期に経済的自由を手に入れたいのであれば、
月の投資額を増やすか、生活費のさらなる低減を
目指す必要があります。
ちなみに、生活防錆資金及び安全資金は、1か月分を除いて、
安全かつ短期なものに回しても大丈夫です。
1か月分は、地震などの災害に備えて、現金で、しかも、
比較的、小さなお金で持っておいた方が良いと思います。
残りの資金は、IPOや優待クロスに使うことで利回りを上げることが可能になります。
(IPOはよく選ぶ必要があり、優待クロスはミスをしないことが前提ですが。)
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