auカブコム証券ゴールドプランについて
書いてみます。
なお、この記事の質問には答えられません。
ご了承ください。
auカブコム証券ゴールドプラン
本日の私のブログへの検索キーワードに、
auカブコム証券ゴールドプランがずらっと並びましたので、
書いてみることにしました。
ゴールドプランとは?
前1ヶ月の建玉残高、新規建約定代金、半期のプランに応じ、
買方金利を優遇する4つのプランの内、1番条件が緩いプランです。
条件を満たし、ゴールドプラン適用になることで、
1ヶ月間、買方金利が1.3%優遇(一般信用:2.49%、
制度信用:2.68%)され、品受/品渡に関する
事務手続き料も無料となります。
以前は、信用取引手数料が無料になっていましたが、
今は、条件なしで、全員、無料なので、取引手数料の
優遇はないです。
正直、優待クロスですと、買方金利は1日しか
かからないですので、あまり得にはなりません。
品受/品渡に関する事務手続き料が無料になるのが、
メインの優遇となります。
注:信用買いで大きい建玉を維持している人にとっては、
当然、買方金利優遇がメインとなります。
このあたりは、個人の取引内容によって変わります。
以下、優待クロスに使うということが前提で書きます。
ゴールドプランの適用条件は?
適用条件は以下の2つの内、いずれか1つを
満たすことになります。
(1)前1ヶ月の建玉残高3億円
(2)前1ヶ月の新規建約定代金合計4億円以上
よくよく考えて頂ければ、分かりますが、
(2)の方が、かかるコストが少なくて済みます。
どうやって、やるのか?
楽天証券の大口優遇を満たす方法のような感じで、
いけます。詳細は、記述しません。
仮装売買の疑いがかからないように、お気を付け下さい。
いくらぐらい、コストがかかるの?
理論値で、4億円×1.15%÷366日(2020年はうるう年なので)
=12,568円が最低水準ライン。
通常の年でしたら、12,602円。
ただ、実際には、必要な優待クロスが入ってきますので、
もう少し、安くなることが多いと思います。
ちなみに、コストに拘るのでしたら、最安値は0円になります。
しかし、おそらく、電話がかかってきて注意されると思いますし、
下手をすると、口座凍結か解約になりそうなので、
実行されるときは、自己責任でお願いたします。
ちなみに実際にかかったコストは。
2019年9月をゴールドプランにした時は、
10,533円でした。
ゴールドプラン、達成させた方がいい?
コストがかかるので、なんとも言えません。
コスト以上のメリットがあれば、された方が良いし、
そうでなければ、しない方がよいかと。
また、一度試してみないと分からないと
思われる方は、一度試してみてください。
私の個人的な感じでは、
余程、一般信用の在庫が多くない限り、
メリットは少ないと思います。
以前でしたら、信用取引手数料が通常はかかっていて、
それが無料になりましたので、手数料差で、
ペイできていましたが、今はみんな信用取引手数料が
無料なので、それがなくなりましたね。
優遇プランでない方は、通常は、現物は、他証券で
手配されるでしょうから、資金が1.3倍ぐらい余分に
かかる点をどう考えるか?
もしくは、資金を有効に使うために、
品受/品渡に関する事務手続き料を払うのでしたら、
その料金でペイするどうかがキモですね。
また、直接のライバルとして、SMBC日興証券と
楽天無期限がありますので、
auカブコムで確保するメリットが少なくなったと思います。
2019年9月末権利優待の時に、カブドットコム証券(当時の名称)で
取得したのは、19銘柄ですから、正直、私には不要だった気がします。
あと、よく、メリットとして挙げられるが抽選に当たりやすくなると
いうものですが、正直、私の感覚では、それはないと思います。
もちろん、ゴールドプランにするために、取引した時は、
その分、当たりやすくなりますが、ただゴールドプランだというだけでは、
特別に当たりやすいということはないと思います。
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