昨日、詳細がそれぞれ発表になっています。
SBI証券も楽天証券も売買手数料無料
どちらも無条件ではなく、緩いですが、条件付きです。
以下、私の解釈ですが、間違っているかもしれませんので、
原文をよく読まれてください。
SBI証券
以下の条件を満たす方が対象
・インターネットコースまたは、インターネットコース(プランC)のお客さま※
・電子交付サービス申込済で当社所定の電子交付設定を行っているお客さま
今のところ緩い条件ですね。
条件を満たしている方には、本日、
「SBI証券の“ゼロ革命”(国内株式取引(現物・信用)の手数料無料化)の
条件を達成しているお客さまへのお知らせ」
が届いていると思います。
なお、「国内株式売買手数料の無料化が適用となる諸条件については、
今後変更となる場合がございます。変更した場合には、
別途当社WEBサイト等にてお知らせいたします。」
の一文がついていますので、一定の注意が必要です。
プラン(スタンダート・アクティブ)に関わらず、
条件を満たせば、無料対象になります。
なお、条件を満たしていても、
・日計り信用(HYPER空売り銘柄含む)取引の強制決済注文
・インターネットコース顧客の電話注文(立会外クロス取引含む)
は、無料対象外です。
裏返せば、日計り信用(HYPER空売り銘柄含む)取引以外の強制決済注文
も無料になりますので、フライングクロスも売買手数料無料でいけますね。
じっくりと条件を読みましたが、
SBI証券の場合、特に問題はなく、S株も現物も信用も売買手数料無料に
なると解釈しました。
なお、金利・貸株料等は今まで通りかかります。
楽天証券
こちらは、売買手数料無料にするには、2つの方法があります。
「超割コース 大口優遇」と、新設の「ゼロコース」のどちらかを選びます。
「ゼロコース」の場合、SOR利用同意が条件となります。
「超割コース 大口優遇」は、大口優遇条件を満たす必要があり、
大口優遇には、有効期限がありますので、更新していくことが必要になります。
私は、現在、スマートプラスのSTREAMを売買手数料無料で使っていまして、
こちらも、SORが自動的に必須となっていますが、今のところ、
優待クロス(現物部分の売買)で問題は起きていませんが、SORの場合、
トラブルが生じる可能性もありますので、選択はよく考えられてください。
私は不安なので、当面、「超割コース 大口優遇」で行こうと思っています。
なお、「いちにち定額コース」と大口優遇でない「超割コース」もそのまま
存在しまして、こちらは、今まで通り売買手数料がかかりますので、
お気をつけださい。
現在、「超割コース 大口優遇」の方は、大口優遇が切れなければ、
10/1からの発注で売買手数料が無料になりますが、
「ゼロコース」にしたい方の場合、切り替えが必要となります。
切り替えは、10月1日(日)システムリリース後に執行中の注文を全部取り消ししてコース変更。
9月29日(金)夜間取引(17:00~23:59)に現物取引(単元株)
または信用取引で約定がある場合は、最短で10月3日(火)約定分から適用。
9月29日(金)夜間取引(17:00~23:59)に現物取引(単元株)
及び信用取引のどちらも約定がない場合は、最短で10月2日(月)約定分から適用。
と1日遅れになるケースがありますので、お気を付けください。
また、SBI証券のS株同様、楽天証券かぶミニも売買ともに手数料無料になりますが、
かぶミニには、手数料とは別にスプレッドがありますので、
ここは、SBI証券一択ですね。
SBI証券同様、金利・貸株料等は今まで通りかかります。
「なお、新手数料について現在関係当局に照会中であるため、
仕様の変更、中止、開始時期の変更等の可能性があることを予めご了承ください。」
とありますので、中止・変更になる可能性もありますね。
コメント
こんばんは
手数料の無料化、とてもありがたいですね。
ちまちま100万円以内で頑張っていたので嬉しいニュースです。
個人的にはSBIの移管手数料還元のキャンペーンがさらに嬉しく、
IPOで撃沈した、手数料を考えるとナンピンもできず、
大和証券で眠っている、塩漬け分を移管しようと思っています。
しかし、、、1単位3300円の手数料を何単位も移管したいのですが、
本当に全部持ってくださるのかー^^;
まずは、大和に手続きの電話をしなくてはなりません。。
桜さん、こんばんは。
売買手数料無料化、ありがたいですね。
国内株お引越しキャンペーンは、条件を満たせば、全額と書かれているので、
何銘柄でも大丈夫でしょう。
9月30日までに入庫しないとアウトなので、早めに電話されたほうがよいかと思います。
9月なのが、少々残念で、移管停止期間があるので、締め切りは早いと思われた方が良いです。
あと、「移管入庫期間中に他社へ出庫されたお客さまはキャンペーン対象外」。
原則的に領収書の添付が必要で、入手に時間がかかるという話も聞きますので、
この点も要注意です。
後、細かい話ですが、移管でポイントが100ポイントもらえますので(入庫日1日につき、100ポイント、月に500ポイントまで)
ポイントの設定もお忘れなく。ポイント付与は9月入庫分までだそうです。
10/20必着なので、結構、時間がないです。
いつも拝見しています。
突然の質問で恐縮なのですが、優待クロスでは配当金と配当落調整金は損益通算され翌年1月に全額還付されます。
優待クロスに使用した同一口座内で他の利益が発生した場合は、還付金は減るのでしょうか?
例えば優待クロスで配当:10000円-税金2000円 配当落調整金:10000円とした場合、本来であれば払いすぎた2000円は還付されると思うのですが、そこに他の株の譲渡益10000円やETFの配当10000円などの利益が出たら2000-10000-10000=-18000となり利益が上回り還付金はなしとなるのですか?
取引はすべて同一特定口座内・源泉徴収あり・株式数比例配分方式という条件です。
優待クロスで使っている口座では、利益を出すと損してしまうのか?と心配になりまして・・・。
お手隙の際にご回答いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
ささきさん、こんにちは。
拙いブログを読んでいただきまして
ありがとうございます。
ご質問の件ですが、結論から言いますと、
すべての口座で、特定口座内・源泉徴収あり・株式数比例配分方式であれば、
どちらでも同じもしくは、同一口座の方が有利に働きます。
例に挙げられたケースですと、
株の譲渡益が出た場合は、配当落調整金と相殺されまして、
取られるはずの税金(2,000円)がその時点で還付されます。
結果的に、1月の配当課税還付金はなくなりますが、
この分は、譲渡益が出た時点で還付済みです。
また、ETFの配当の場合、2,000円が源泉徴収されるだけで、
計4,000円源泉徴収されますが、1月の配当課税還付金は2,000円のみになります。
他証券で利益が出た場合は、株の譲渡益、ETFの配当ともに2,000円づつ源泉徴収されますので、
結果的に同じことになります。
なお、還付のタイミングが早い方が良いという考えた方では、同一口座内の方が有利ですし、
そもそも、優待クロスの時に、貸株料などの経費がかかっているのでしたら、
その分の税金相当分も還付されますので、同一口座の方が有利に働きます。
文章で書くと、分かりづらいですが、いかがでしょうか?
分からない点は、補足いたしますので、コメントしてください。
分かりやすくご説明いただき、ありがとうございました。安心できました。
日興証券メインでクロスしているので、他の株取引も日興証券で行いたいと思います。
ささきさん、こんばんは。
SMBC日興証券だったのですね。
なぜか勝手に売買手数料が無料になるSBI証券か楽天証券と思っていました^^;。
優待クロスでしたら、SMBC日興証券ですよね。
一つの証券会社にまとめると資金移動の手間もないし、
確定申告も損の繰り越しをしない限りする必要がないし、
他の株取引の売買頻度が低いようであれば、それがいいと思います。
逆にデイトレーダー並みに取引されるのでしたら、ツールや手数料優先の方が良いのかもしれません。