主要な各証券会社での現時点での資産額の見方

読者様より、「主要な各証券会社での現時点での資産額の見方」を
まとめて欲しいとご要望を頂いております。

主要な各証券会社での現時点での資産額の見方

総論

正直に言って、これはすごく難しいです。
何が正解なのか、分からないからです。
「現時点での資産額」に何を求めるかによって
変わるからです。
証券会社さんも各社、それぞれの答えの出し方をしていまして、
まぁ、そこが違っていますので、見方が難しいというのもあります。
主要資産別に注意点を見てみます。

・預り金
これが１番分かりやすいです。
（証券会社によっては分かりにくいところもありますが。）
証券会社、取引プランによっては、余分に手数料、
信用金利、貸株料などを一旦拘束されている場合がありますので、
その分を個別に足す必要があります。

また、各人の考えた方の違いとしまして、
約定し、受け渡しがまだの場合、その分の代金をどう考えるかで
また、変わってきます。
傾向としまして、従来型の証券会社は受渡ベース、
ネット証券は、約定ベースで計算されている印象を受けます。

・国内株式
場が開いている時間帯は、リアルタイムもしくは、15分とか20分遅れ。
となっているところが、大半です。
また、大引け20分経過後～翌営業日（８時）までの時間は、
通常、終値となりますが、値段がつかなかった場合はどう評価するのか？
前々日の終値？　最終買い気配？　最終売り気配？
どれで計算したらよいのか、考えが証券会社と違う場合は、
修正が必要です。

・投資信託
時間帯にもよりますが、たいていの証券会社は全営業日の価格で計算されます。
夜に当日分が発表されますので、当日分で計算するのであれば、
翌日に確認（売買がある場合は、それを考慮）するか、
個別に計算する必要があります。
また、証券会社によっては、夜に当日分の価格で評価されますので、
それも考慮すべきです。

・米国株式
国内株式と同じく、株価をどうするかに加えて、
為替レートをどうするのかによって変わります。
両方がリアルタイム、20分おくれ、為替レートのみ固定のところがあります。

・外貨預り金

為替レートをどうするのか、10時とか、14時の固定もしくはリアルタイム？
で変わってきます。

ざっと挙げただけでも、これだけ変わってきます。
まだ、違いが出てくるかも？
自分によってどう計算するのが良いのか、考えて
個別に修正されてください。

楽天証券の場合

楽天証券は、非表示にしてない限り、ログインして
トップページの左側に表示されます。

こんな感じ。

資産の見方の詳細はこちら。

各資産が一覧で出ますし、リアルタイムに比較的近い
値がでますので、１番分かりやすいです。
米国株式は、為替レートも随時更新されています。
投資信託は、夜に当日分の価格に変更になります。

SBI証券

ログインして、「口座管理」をクリック。

左下の保有資産評価のところです。

外貨の分は、別サイトになります。
信用取引分があれば、評価損益を足す必要があると思いますが、
現時点で取引がないため、不明です＾＾；。
SBIハイブリッド預金の分も足されますので、
この分は銀行分とされている方は、差し引く必要があります。

各資産の見方の詳細はこちら。

SMBC日興証券

ログインして、「残高の確認」をクリックします。

出てくるページで、株式の評価額が出てくると思います。
（現在、保有株式なしなので、詳細不明。）

「MRF・お預り金」をクリックします。

「本日以降のMRF・お預り金・信用保証金予定残高・買付可能額」の
「現物買付可能額」が「お預り金総額」になります。

上の、「お取引」のタブをクリックします。

「信用取引」の「建玉一覧（返済・現引・現渡）」をクリックします。

「評価損益(円)」のところの合計が信用取引の評価損益になると思いますので、
信用取引の建玉がある場合は、それを加えてください。